角膜・結膜・眼瞼

角膜・結膜・眼瞼の病気について

角膜・結膜・眼瞼

痛い、充血、目やに、ゴロゴロ感、かゆい、まぶたが腫れた、まぶたが重い、アレルギーなどの症状が出ます。

眼に異物が入った方もご相談ください。

角膜

角膜炎、角膜浸潤、角膜潰瘍、角膜異物などは早急に治療が必要です。

結膜

【結膜炎】

細菌性、ウイルス性、アレルギー性、アトピー性があります。

◉「流行性角結膜炎」は、ウイルスが原因で、”はやり目”とよばれ、伝染力が非常に強いです。

◉「アレルギー性結膜炎」は、花粉やハウスダスト、犬・猫などのフケ、コンタクトレンズなどが原因となります。

特に、花粉が眼や鼻腔内の粘膜に付着して起こるアレルギー反応のことを、「花粉症」と呼び、2月頃から飛散するスギの花粉によるものが最も多いです。眼科においての治療は、抗アレルギー、抗ヒスタミン、ステロイド点眼薬が主体となります。

花粉症初期療法:花粉飛散の少し前から、もしくは、少しでもかゆみなどの症状を自覚した時点で、抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬)を使用すると、飛散ピーク時の眼の症状が和らぎます。

プロアクティブ点眼:花粉の飛散中は、継続して点眼薬の使用することにより、かゆみがコントロールできます。

ステロイド点眼薬:抗アレルギー、抗ヒスタミン点眼薬で、眼のかゆみ等の症状が軽減しない場合に使用いたします。

眼瞼

眼瞼(まぶた)の病気には、マイボーム腺炎、眼瞼炎、麦粒腫(ものもらい)、霰粒腫、眼瞼下垂、などがあります。

コンタクトレンズ装用により、眼瞼下垂、マイボーム腺障害を起こすことがあります。ハードレンズが原因と思われる眼瞼下垂の方は、ソフトレンズに変更すると眼瞼下垂が改善することがあります。

眼瞼下垂の手術は、東京医科大学病院 形成外科と医療連携しております。まぶたが重い、上まぶたが黒目にかぶさるなどの眼瞼下垂でお悩みの方は当院にご相談ください。

リッドハイジーン

まつ毛と目の縁を清潔に保つことを「リッドハイジーン」と言います。

目の縁には、脂質を分泌する「マイボーム腺」の開口部が上下合計55個並んでいて、涙の安定にとても重要な油分を供給しています。

目の縁が慢性的に不衛生になると、この大切なマイボーム腺の出口が詰まったり、感染・炎症が起きやすくなり、目の不快感やドライアイ、マイボーム腺炎などの原因になることがわかってきました。
また、まつ毛の汚れも目もとの不調の原因として注目されています。

目もとは、アイメイクの残り・ホコリ・花粉・皮脂・目やに・まつ毛ダニなど、で意外と汚れています。当院では、デリケートな目もとの汚れを落とす方法として、「リッドハイジーン」専用のアイシャンプーのご使用をおすすめしております。まつ毛の育毛効果も期待できます。
詳しくは、当院内でご案内しております。